全天重力レンズシミュレーションデータ English language
天球上の弱重力レンズの2次元データ(convergence, shear1,2, rotation)とCMB lensing
マップ(温度と偏光)とハローカタログがあります。計算コードは暗黒物質の大規模構造のN体計算はGadget2(Springel 2005)、重力レンズ計算はGraytrix(浜名さん作成)、ハローカタログ作成はRockstar(Behroozi+ 2013)を使用してます。光源面は赤方偏移z=5.3まで38枚(アウトプットは共動距離150Mpc/hごと)とCMB用にz=1100が1枚です。全天マップが全部で108 realizationsあります。全天マップのピクセルはHealpix ring scheme(Gorski+ 2005)に従ってます。詳しくは我々の論文(Takahashi, Hamana, Shirasaki+
2017)をご覧下さい。
宇宙モデルはWMAP 9yr(Omega_m=1-Omega_Lambda=0.279, Omega_cdm=0.233, Omega_b=0.046, h=0.7, sigma_8=0.82, ns=0.97)です。物質揺らぎの線形パワースペクトルはこちらです。
角度分解能はHealpix resolution
parameter Nsideで指定しており、Nside=4096, 8192, 16384の3つです。Nside=4096,8192は各108 realizations、Nside=16384は1 realizationです。各realizationごとに番号r000〜r107がついてます。同じrealization番号のマップは、Nsideが違っても同じ質量分布を表してます(角度分解能が違うだけです)。ダウンロードは以下からです。